建設・土木用基礎ボルトとして代表的なアンカーボルトは、コンクリート基礎に打ち込んで建物や設備を固定する役割の鋼材です。風や地震による大きな引き抜き力に対し、アンカーボルトがしっかり施工されることで、分離・浮遊・転倒するのを避ける効果を持ちます。
アンカーボルトの種類は、一次的な転倒防止に利用される建て方用と、恒久的に建物と基礎をつなぐ構造用の二種があり、形状、太さ、長さ、材質、表面処理等で更に種類が分かれています。太いほど、深く打ち込むほど、抵抗力があります。
阪神淡路大震災以降、地震時にボルトねじ部でアンカーボルトが破断することなく、アンカーボルト全体で地震等による引抜力を吸収できるように切削ネジのみならず、転造加工というねじ加工法を用いた転造ネジが積極的に採用検討されています。
島原杉本工業では、大経の転造ネジを製造できる設備を保有・稼働しております。
転造盤 100型 TSUGAMI R100
転造盤 80D型
転造盤 20D型
転造盤 10D型